2011年2月27日日曜日

後生掛温泉なう、だった! - 6

後生掛温泉から徒歩5分で八幡平スキー場へ行けます。
http://www.sanroku-j.jp/ski/ski-1.htm

2月11日の朝(到着したその日)、Suさんに誘われて、Siさんと3人でスキー場まで散歩しました。
パウダースノーをキュッ、キュッと踏みしめて歩いていたその途中、 大変なことが…

Siさんが転んで、尾てい骨を傷めてしまいました。結局、3人腕組み状態でスキー場まで往復。
その後、段々良くなってきたとのことでしたが、私は一足先に下山したので、少し心配。
温泉療養で治っていればいいのですが…

ところで、その日、スキー場に着くと、青と赤のポールが林立。
さすが、北国のスキー場は違うなと思っていたら、国体の練習だそうな。

折りしも、2月13日から花輪で国体のスキーの試合があるとのことで、このスキー場は練習場になっていました。

Siさんがスキー場で出会った娘さんに「あら、いい服ね」というと、その子は「はい、これワンピースなんです。試合に出るもので。」「どこから?」「神奈川代表なんです」

なるほど、どうりでかっこいいんだ。
曲がったストックも持ってるし、服もかっこいい 。

その日はレストハウスで一休みした後、貸しスキー一式2,000円の看板を横目で見ながら、おとなしく、3人腕組みで宿に戻りました。

国体ポスター

国体練習中

2月12日の朝は風呂に入って、宿の周りをうろついていたら、雪が降ってきたので昼まで寝ていた。

2月13日の朝は快晴。スキー場まで散歩。
今回は、ちょっと滑ろうと思って、貸しスキーを借りました。

後生掛温泉入り口付近

向こうの山には樹氷が見えます

アスピーテラインを散歩する人

向こうは焼山?

がらがらです

ゲレンデから八幡平の山々を望む

2月14日、今日は下山日。
時間があるので、またまたスキー場に散歩。

昨日のリフト券が残っていたので、トレッキングシューズのまま、リフト係のおじさんに「乗ってもいい?」といったら、変な顔をされてしまった。
「帰りはどうするの?」と聞かれたので、歩いて帰ると言ったら「端のほうを歩いてけろ」とのことでOK。
初めてスキー無しでリフトに乗った(乗るときは足を上げないと怪我をするので注意) 。

埋もれた標識(アスピーテライン)

途中、Sさんに出会い、写真を撮ってもらった

途中、出会ったSさん

ゲレンデから蒸けの湯を望む

同じく、蒸けの湯

ゲレンデから(澄川?)地熱発電所の蒸気が見える

足跡

2011年2月26日土曜日

後生掛温泉なう、だった! - 5

今回は後生掛温泉の魅力の一つ、オンドル部屋の思い出を整理します。
動画もあるので、そのうち追加します。


鈴蘭寮の風景

真ん中に通路があり、その横に一人一人のスペースがある。
洗濯物は部屋干しだが、部屋が暖かいのですぐ乾く。
右側に見える柱は耐震補強で最近追加されたとのこと。
常連のミスターエックス

この人が来ると、急ににぎやかになった。
そういえば、この人と一緒に来ていた先輩の写真が無かった。
これもまた常連の方々

色んな話をしたが、どんな話をしたか覚えていない。
たわいも無い話ができるのが大部屋の魅力。



炊事場の天然冷蔵庫

緑色の水槽が冷蔵庫。
毛せん峠の水が引かれており夏も冷たい。

炊事場の風景

流し、コンロ、洗濯機などが揃っていっる。

盛岡のイトばあちゃん88歳と私

いや、まあ楽しいばあちゃんです。



比較的、若年層

左から、鈴蘭寮個室から遊びに来たO夫妻、
私、九州から来たDさん

比較的、若年層その2

私とSさんが替わって写真を撮った。
Sさんの秘密を知ってしまったが話せない。

食堂で秋田のIさんと

この人も楽しい爺さんだ。
若いときは大変な苦労をしたそうな。
一月以上もいるらしい。



極楽寮にて


名古屋から来て極楽寮に泊まっていた○○夫妻からお誘いがあり、踊りの準備をするイトさん。
黄色の服は、マネージャ役の秘湯マニアS氏。

昔のアルバムを見せるイトさん


若いときは(も)こんなに綺麗だったんだよ!

踊り踊るときはねえ、怒ったり泣いたりしちゃだめなの。
いい気持ちで舞台に出ないとお客さんは、すぐ分かる。
踊りは心で踊るのよ!

ハーモニカ名人の話を聞く人々


みんな只者ではないのだ。
ハーモニカ演奏の動画があるはずなので、別途アップする予定。





備考1:今、振り返っると、京都からもう何十年も前から来られている先生、初めて行った時にお世話になってから、もう3回もお会いしたSさん、隣に寝ていたSさんや他の多くの人の写真を撮っていなかった。
でも、いいや、一期一会に写真は要らぬ。

備考2:Sさんがよく出てくるが、みんなちがうSさんです。偶然だろうが、今回は半分ぐらいがSさんだったような気がする。そんなことはないか?

2011年2月23日水曜日

後生掛温泉なう、だった! - 4

後生掛温泉の魅力は何といっても風呂とオンドル部屋です。
オンドルの大部屋での楽しい写真も撮ってきたのですが、みんなの顔が映っているので、ぼかしてからアップすることにする。
ということで、今日は、風呂特集です。

先ずは、かけ湯

かけ湯には源泉と毛せん峠の水がブレンドされて入っている。
毛せん峠の水
この水がうまい。車で来る人はペットボトルに入れてお土産に持って帰ります。

パンフレットなどによく出てくる箱蒸し
でも、実際はさほど人気なし、なんでだろ?

神経痛の湯
これがメインの湯船です。天候によって色が変わります。
平凡なようで非凡、最高の単純硫黄泉


火山風呂
ぶくぶくしている所謂ジャグジー

蒸気サウナ
結構面白いが長居できない

泥湯
実はこれが隠れ人気ナンバーワン
絶対にタオルを持って入ってはいけない(真っ黒になる) 
タオルは、湯船の前の木の柵に掛けて入る
写真無し

打たせ湯
泥湯に入った後はここで泥を落とす
肩こりにも効く
写真なし

露天風呂
殺風景であまり魅力は無いが、冬は格別

2011年2月20日日曜日

後生掛温泉なう、だった! - 3

そこで、けつろんん??ではないのだ、まだまだけつろんはだせないのが秘境の常である。

深いのは後生掛の謂れだよね、と答えてくれた君たち!!本当にそこに行ってほしい。
http://www.goshougake.com/modules/tinyd2/

後生掛の謂れになった、源泉のオナメ・モトメには雪解けを待たないといけない。
ガンジキ(スノーシュー)を履けばいけるかもしれないが、だれも行こうとしないのは何故なんだろう。
ちょこっと行って見たい気もする。

後生掛温泉由来(後生掛温泉ホームページから)
300年前、三陸生れの若者九兵衛が地獄谷の尻に牛を飼って住み着いていたが、3年目の夏に生死をさまよう重病に冒された。
その時恐山に向かう若い巡礼が通りかかり佛心を込めて看病したので、九兵衛は全快し、同情と敬慕に結ばれた二人は幸福な3年を過ごした。
然し九兵衛には三陸久慈に許嫁があった。出発後生まれた子は七才になっていた。子供のため、夫を迎えに妻は故郷を後にした。
やっとたどりついた地獄谷で見合う三人の夜が夫々の苦悩と鶏鳴に明けると巡礼の姿が無かった。
妻は予感をたどり地獄谷大石の側に草鞋を見つけた。女として女を知る妻は号泣した。
そして妻も又夫の声を後に聞きながら、後生を掛けて地獄谷に身を投じていた。その後地獄谷を訪れる人はオナメ(妾)モトメ(本妻)と呼びこの地を後生掛と呼ぶようになった。
後生掛けて 逝きにしオナメに又モトメ 香りはつきぬ 岩の石楠花

この先が 、オナメ・モトメ

ところで、後生掛温泉の裏山を登ると、焼山を通って玉川温泉に行ける。
これがまた、ほどよいトレッキングコースで、毛せん峠と名残峠を通って、片道4~5時間程度(健脚で走ってゆく人もいる)。

普通は、玉川温泉に着いてから岩盤浴や強酸性の風呂を楽しむ。昼食は、タマゴや芋とネットを持って行けば、地面のボコボコで蒸かして楽しめる。

帰りは、バスに乗るのがだいたいお決まりのコースらしい。



初夏から秋は山歩きがよかんべ~、トレッキングシューズか長靴は要るよな、
やっぱり次は6月から10月だべな~、mountain_hillさん、すーさん!!
http://www.net1.jway.ne.jp/mountain_hill/AkitaYakeyamaAkitakoma20100923.html
http://blog.goo.ne.jp/rasu-t8mt/c/efdbd5533e402fbf6a0fb437b870fa1b

ここが、後生掛~焼山~玉川温泉への登山口


この先に登山道があるのだが、今は何も見えない


2011年2月17日木曜日

後生掛温泉なう、だった! - 2

後生掛温泉には旅館部と湯治部があります。
短泊で、ふところに余裕がある人は旅館部に泊まって湯治部に遊びに行きましょう。
連泊か、ふところに余裕がない人は湯治部に行きましょう。

湯治部の屋根にも雪が

やっと到着、玄関を開けてお出迎えです。

普通はこんな感じで、2重扉で完全防寒

先ずは向かったのが湯治部屋 - 鈴蘭寮大部屋 ウッソー
これは旅館部です。豪華ですね~。


下に下りて、大浴場の通りが鈴蘭寮です。
一人一マスです!!


これが鈴蘭寮大部屋です
(2階や近所には個室もあります)


掃除道具もきっちり装備されています。
ここにはないけど、電気掃除機もあります。

【追伸】寮の違いについて

後生掛温泉の大部屋は若竹寮極楽寮鈴蘭寮三寮に分かれており、微妙な違いがあります。
本格的な湯治は「鈴蘭」、初心者は「若竹」、との不文律があるようです。
極楽」はその中間で若者も、そのうち極楽に行く人も集っているようです。

とは行っても、地元から本格的に湯治に来る人たちの多くは「鈴蘭」です。
ということで、どこに泊まっても、一度は鈴蘭寮に立ち寄って世間話をしていきましょう。

次回は、寮内で交わされるたわいもない会話について まとめてみたいと思います。

2011年2月15日火曜日

後生掛温泉なう、だった! - 1

この連休に少しの休みをくっ付けて、八幡平の後生掛温泉に行ってきました。
http://www.goshougake.com/

春から秋にかけては田沢湖経由でも行けますが、冬は、花輪(秋田県鹿角市)経由でしか行けません。車で行くか、電車で行くか、バスで行くか…南からバスだと、盛岡とか池袋が候補です。

「後生掛なう」とやりたかったのですが、私の携帯はAUの往年の名機W32Hを使っているので圏外(今の携帯はdocomoもauもOKのようです)。おかげで、この5日間テレビ、新聞、インターネットも見ずに、下界とかけ離れた生活を送っていました。

たまたま、昨日、一昨日と八幡平スキー場で、電波が入ってツイッターを見たら、Hさんからは「酔っ払いなう」とか、Pさんからは「体調が悪い…」とか、Tさんからは「グラミー賞!…B'zの発音気になるなぁ…」とか、下界では色んなことが起こっているのだなと感じておりました。

一方、後生掛でも色々楽しいことがありました。

写真を撮ってきたんですが、なかなか整理できない状態で、これから時系列にアップしていこうと思います。

先ずは、池袋の東京芸術劇場から後生掛温泉到着までの写真をアップします。

芸術劇場でバス待ち

高速バス ジュピター号(22時発)

花輪(6時過ぎ着)

宿の従業員バスに便乗し、後生掛温泉へ(7時前)
(今日は客が多いので特別のお迎え)

後生掛到着(7時半頃)

旅館部で迎える雪だるま

これから湯治部へ

湯治部入り口